背中脱毛の回数と効果は?ニキビがあっても脱毛できる?
自分で手の届かない背中の脱毛。
毎回人にやってもらうのも気まずいし、脱毛クリームも一人じゃ塗ることができません。
カミソリは傷をつける恐れも!
背中はぜひ、脱毛をしておきましょう!
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意外と目立つ背中のムダ毛
自分で見える範囲のムダ毛というのは結構気になって脱毛処理するものですが、自分で見えないところまではなかなか手が回らないものですよね。
しかし、普段から服で隠れている部位のため自分ではあまり気にならなくても、水着になったときや友人の結婚式でドレスアップしたときなど、意外と目立ってしまうのが背中のムダ毛です。
とは言っても背中は自己処理はかなり難しい部位になりますし自分できれいにシェービングしようとしても肌を傷つけてしまう恐れもあります。
せっかく毛を剃って綺麗にしたいのに、傷をつけてしまうのは本末転倒。
しかも、けがをしていると、「あ、背中の毛剃ったんだな」なんて思われて恥ずかしい思いをすることも。
後ろ姿も美しくなりたいということでしたら背中の脱毛がおすすめです。
背中脱毛の回数はどのくらい?
人気のアリシアクリニックの公式サイトによりますと、「個人差はありますが、ワキなど毛質の太い部位は5〜6回、腕・脚など少々細い毛質の部位は6〜8回、顔や体毛の産毛などの部位は8〜10回以上の照射が必要になる場合があります。」と書かれています。
背中は全身のなかでも比較的毛質が細く、産毛のような部位になりますので、完全につるつるにというのであれば8〜10回以上必要な場合もあるかもしれません。
毛が細いので、光が当たりにくいのですね。
また、硬毛化といって、産毛が太い毛になる可能性もあります。
その場合、クリニックですと保証が付いていることが多いので、硬毛化かな?と思ったら、クリニックに相談しましょう。
とは言え、硬毛化は全体の1%ほどの方しか起こらないそうです。
硬毛化については、以下で詳しく説明しますね。
また、クリニックによって脱毛機器には違いがありますし、脱毛効果は産毛の濃さや太さなどによっても大きく左右されます。実際にどの程度回数がかかるかはクリニックでカウンセリングの際に相談してみましょう。
脱毛サロンの場合、産毛は20回くらいの照射が必要になる可能性があります。
脱毛サロンにも硬毛化の保証がある脱毛サロンもありますので、契約前に確認しておくといいでしょう。
背中脱毛の料金は?範囲はどこまで?
背中は全身のなかでも施術範囲が広い部位になります。
そのため、クリニックによっては施術範囲を
- 背中上
- 背中下
などとわけている場合があります。
背中5回 | 背中8回 | |
---|---|---|
アリシアクリニック | 55,000円 | 79,200円 |
ドクター松井 | 173,250円(税抜き) | |
リゼクリニック | 79,800円(税込) | |
湘南美容外科 | 81,000円(税込)
※6回 |
111,370円(税込)
※9回 |
クレアクリニック | 110,592円(税込) | 157,248円(税込) |
渋谷美容外科クリニック | 50,000円(税抜き) | 80,000円(税抜) |
背中脱毛に効果のあるマシンは限られている?
背中脱毛に限らず、産毛と相性がいいマシンはあります。
それは、SSC方式とSHR方式の脱毛機。
それぞれ、どんなマシンか説明していきますね。
SSC方式の脱毛マシンの特徴は?
SSC方式の脱毛マシンは、ジェルに抑毛効果のある成分が含まれており、光を当てることによって脱毛していく方法です。
この方法は、毛が太い毛よりも、毛が細い毛に効果があるので、産毛と相性がいいのです。
SSC方式の脱毛マシンを使用しているのは、ミュゼやコロリーです。
SHR方式の脱毛マシンの特徴は?
SHR方式の脱毛マシンは、毛穴の内側にある、「発毛因子」が作られるバルジという部分に熱を与えてダメージを与える脱毛方法です。
こちらも産毛と相性がいいマシン。
毛周期が関係なく脱毛できるので、2週間おきに脱毛することができます。
SHR方式の脱毛マシンを使用している脱毛サロンは、ストラッシュです。
相性が悪い脱毛マシンはあるの?
相性が悪いとまではいきませんが、IPL脱毛機は、黒に反応して脱毛していく方法のため、産毛などの毛が薄い部分には反射しにくくなります。
IPL方式の脱毛機は、毛が太い部分にはかなり効果があり、SSC方式やSHR方式で脱毛効果がなかった、という人も、IPL方式に変更したら抜けた、という人もいるマシンです。
そのため、産毛には効果がない、というよりも、他の太い毛と比べると、効果が出にくい、という感じです。
IPL方式の脱毛マシンを使用している脱毛サロンは、銀座カラー、キレイモです。
医療脱毛クリニックの脱毛マシンは産毛にも効果あるの?
もちろん、医療脱毛クリニックの脱毛マシンは、産毛にも効果があります。
医療脱毛クリニックのマシンは複数の種類に分かれており、少しややこしいのですが、産毛にオススメなのが、蓄熱式ダイオードレーザーというマシンです。
蓄熱式ダイオードレーザーは、先ほど紹介したSHR方式の脱毛方法と似ており、バルジ領域へのアプローチとなります。
こちらも、黒いものに反応させて脱毛しているわけではないので、産毛と相性がいいのです。
蓄熱式ダイオードレーザーを使用している脱毛サロンは、レジーナクリニックとリゼクリニックになります。
背中ニキビがあっても脱毛できる?
背中の脱毛はしたいけれど、ニキビがあるから脱毛できないのでは…と心配な方もいらっしゃるかもしれません。
ドクター松井クリニックの公式サイトによりますと、
「ニキビに照射すること自体は、痛みを強めに感じてしまうこと以外には問題はありません。
但し、ニキビによる色素沈着が見られる時は、ヤケドを起こすリスクもあるので、その部分を避けてレーザー照射を受けて頂くようにお勧めしています。ニキビがある時の脱毛は、まずその状態を診断させていただいてからの判断になります。診断によっては、先にニキビの治療を行ってから脱毛をスタートすることもあります。」
(一部抜粋)
と書かれています。対応はクリニックによっても違いがあるかもしれませんが、痛みなどのリスクもありますし、やはりできるだけニキビのない状態で施術を受けたほうがいいかもしれませんね。
背中脱毛だけ行うと境目が不自然に!?
脱毛を行った部位は産毛がなくなりますから、肌が一段明るく見えるようになります!しかし、それによって脱毛していない部位との境目がくっきりしてしまう恐れがあるのです。
背面はうなじ・背中上・背中下とつながっているわけですが、背中だけ脱毛すると今度はうなじとの境目が気になる…なんてことになるわけです。
アリシアクリニックでは、そんな気になるえり足(うなじ)・背中・腰がセットになった「背中えり足脱毛セット」が用意されています。
こちらは5回103,200円となっているため、背面を境目なく脱毛したい方におすすめです。
脱毛はやりだすと「ここも気になる」と次から次へやりたくなってくるものです。すでにワキや手足などは脱毛が完了している、という方は次に背中を…というのでもいいかもしれませんが、もし脱毛はしたことがない、まだワキだけ…というのでしたら全身脱毛プランも合わせて検討してみてもいいかもしれませんね。
硬毛化というリスクも…
硬毛化とは…
硬毛化・増毛化はレーザー照射により本来であれば脱毛効果を得られるはずが、増えたり(増毛化)かえって毛が濃く固くなったり(硬毛化)するという現象です。
リゼクリニック公式サイトより
硬毛化は産毛などもともと毛が薄い部位で起こるリスクが高いとされ、背中もその部位に含まれています。硬毛化の確率は全体の数%程度とも言われていますが現在のところはっきりとした原因がわかっていないため予防や解決策がないのが現状です。
リゼクリニックでは、脱毛コース終了後も硬毛化・増毛化してしまった部位が脱毛完了できなかった場合には、最大1年間無料で再照射を保証しています。
トラブルの対策として、こうしたクリニックを選んでおくというのも一つの手ですね。
まとめ
背中脱毛を完了させるには、足や腕と比べると、根気強く通う必要があります。
脱毛サロンだと20回以上、医療脱毛クリニックでは8回~10回と、倍ほど回数が変わってくるため、個人的には医療脱毛クリニックでの脱毛をオススメします。
医療脱毛クリニックは痛みがデメリットとなりますが、背中などの毛が薄い部分は、そこまで痛みを気にする必要はありません。
背中脱毛は、医療脱毛クリニックや脱毛サロンによって、脱毛範囲が違うため、契約前にしっかり確認するようにしましょう。